2024/09/21
9月20日金曜日🏫
登別小学校の4年生17名のみなさんが「ふるさと学習」で記念館に足を運んでくれました。限られた時間内で森と館内で学習📖。森ではカツラ、イチイ、クリ、オヒョウを見てもらいながらその木の特性を活かして、かつてアイヌの人たちが生活(衣食住)の中でどのように利用
して大切(感謝)にしてきたのか…
そして樹木🌲のアイヌ語名を樹名板を見ながら書いてもらいアイヌ文化に触れました。カツラの枯れた葉っぱの匂いを嗅ぎ、キャラメルのような甘い香りの発見に驚いたり、イガから抜け落ちたクリを幾つも拾いポケットに入れて持ち帰る可愛い姿。
後半は館内へ📘
登別で生まれた幸恵さんの、ふるさと登別への想いが分かる手紙から、
登別の美しい春を想い浮かべる様子や、弟たちが通っている景色のいい小学校への憧れ、通うことが叶わなかった寂しさにも触れた。同化政策によって日本語の読み書きを練習した当時の幸恵さんの習字の展示も見てもらう。幼い頃から色々な運命の中それでも懸命に生きた幼少期の幸恵さんの写真を見て、10歳の子供たちの目にはどう映り、何を感じたのか…… (つづく)