『阿依努神謡集』を読んでもらいたい(^_-)-☆
2024/12/05
12月3日、登別国際観光コンベンション協会の大野薫専務理事に、お届けし、協力をいただきました。ヌプㇽや登別とカルルスの宿泊施設にある図書コーナーに配置していただき、観光客のみなさん、従業員の方の手にとっていただければ。「アイヌ神謡集」の中文訳をした馬長城さんは、アイヌ語から直接翻訳をしています。そこに幸恵さんの日本語を並べて読める形にしています。銀のしずく記念館に、読んでの感想が寄せられるなら、「ほんとうに無限の喜び、無上の幸福に存じます」。

アイヌ神謡集 ハングル訳と中文訳 やってきました
2024/11/27
2022年に刊行された韓国語訳に続いて、2024年8月に刊行された中文(簡体字)訳が記念館に寄贈されました。どちらもチャーミングな装丁で、多くの方が手にとりたい感じです。中文訳は今年は湖北省に居る馬長城さんがついに世に問うた労作です。若い読者にもアイヌ民族、アイヌ文化を先住権に基づき、多文化共生の時代に光を放つものとして、知里幸惠、『アイヌ神謡集』を紹介しています。

岩波文庫『アイヌ神謡集』補訂新版第3刷いかがです?
2024/11/24
2022年8月10日に刊行された『知里幸惠 アイヌ神謡集』補訂新版。岩波文庫がこの11月15日に第3刷を発行した。中川裕氏は「補訂にあたって」を大幅に加筆し、「解説」も書き加えをしています。知里森舎の活動にも触れられて、ある愛の詩を聴く想いです。また、トリノ市から発信されているロッサーナさん。記念館では翻訳でのコメントを展示しております。今年のクリスマスにイタリアより記念館を訪ねたいとのお便りを受けています。

知里森舎の森日記🍁 2024/11/20
2024/11/20
ふと気が付けば、いつのまにか 日が短くなり刻一刻と冬が迫っている この時期…。 手のひらいっぱい広げた ヤマモミジが11月の森の中で 今、美しく華やかに存在感を放つ✨ 記念館近くの山々の景色も📸パチリ 🌳針葉樹でも黄葉する樹があるそうです! 宗広先生から学ぶ📖

知里森舎の森日記🦉2024.11.5
2024/11/09
最高気温10度の 記念館休館日の火曜日 冬仕様の装いで作業に励む✊ いよいよ今年の森部活動も来月一回を 残すのみとなり、そこで来年の活動に 繋がるフェンス内(防塵網内)で育っている 幼木の確認。 シナノキ、エゾニワトコ、クリ、ミズキ、 キハダ、キタコブシなど… 小さなたくましいこれからの命に感動✨ 間もなく雪が降り積もり…来年の春まで じっと耐える幼木を見落とさないように ピンクのテープで目印を付ける。 来春、森🌳の何十年先を見据えて 最適の場所へ移植することも  考えながら!! 森を囲い守り続けている笹を どのように刈りながら残していくか、 森の設計図をその都度メンバーで 確認しながらイメージして、 散策路も微調整🪵 アイヌの人たちがかつて利用した多くの 植物を残しているこの貴重な 知里森舎の森🌳 〜ささやかだけど この一歩ずつの活動が この森の未来に 繋がることを願いながら 11月の作業を終えました〜🙋🏻‍♀️

加藤登紀子さんより「土に命の花咲かそ

苫小牧民報 「新収蔵資料を公開」12月20日まで
2024/11/02
銀のしずく記念館の《2024新収蔵資料公開展》を10月19日に報道いただきました。前日にインタビューを受け、この時点で『アイヌ神謡集』韓国語訳に加え、馬長城氏の簡体字訳を11月末に展示することを書いていただきました。11月1日に「アイヌ語表記の陶板」を借用し展示しています。ご機会がありましたら、しっかりまかなって(^^♪おいでください。

「アイヌ語表記の陶板」登別市図書館蔵を追加展示
2024/11/01
Shirokanipe ranran pishkan / Konkanipe ranran pishkan / と刻まれた1924年3月出展の徳川義親の線刻になる「銀の滴」のイタ(盆)〔八雲町木彫熊資料館蔵〕の写真展示とあわせて、11月1日より登別図書館が所蔵する「アイヌ語標記の陶板」を展示しました。20年前に図書館の展示コーナーに紹介されていました。現在は書庫に置かれていたものを許可を得て展示します。知里幸惠の『アイヌ神謡集』の知られたサキヘ。弟真志保が「降れ降れ」と姉幸惠の「降る降る」に異を唱えたことでも知られます。

海と台地のアフンルパㇽをFW 2024年10月29日
2024/10/30
「のぼりべつアイヌ文化紀行」mapを手に、担当者研修FWをしました。10月29日午後は小春日和で爽快感を感じました。アヨロの海に開いた「あの世の入口」ではカモメに見守られ昆布を拾い、外洋に沿ったレプンクㇽトマリに望みました。リフルカの台地に開いた「あの世の入口」でも太平洋を眺めました。あいにく駒ヶ岳が曇って姿を見せませんでしたが、松浦武四郎が薩埵(さった)峠に例えた心地をともにしました。そして、せっかくですので足を延ばし、幸惠の墓とマツの碑に手を合わせる。ここではオス鹿さんに会いましたね。

オオウバユリ咲いた 室蘭民報「幸恵の言葉」

さらに表示する