アイヌ神謡集これからの100年
2023/09/20
🦉知里幸恵フォーラム'23 in登別🐻 9月17日、登別市民会館にて開催され、200名が集いました。100年前に幸恵さんが放った矢は受け留めているのかな? それを本田優子さん、中川裕さんの講演から、そして千歳アイヌ文化伝承保存会の口演・公演から。さらにステージでホリッパに参加し、身体で表現していただきました。シンポジウムは20年前を思い出しました。会場の皆さんからは60人が想いを寄せていただきました。 《フォーラム’24》は9月22日㈰を予定しています。スィウヌカㇻアンロ~

室蘭民報 アイヌ神謡集これからの100年 9月13日より掲載
2023/09/13
❶ 木原仁美館長 「知里幸恵生誕120年・アイヌ神謡集刊行100年フォーラム’23」「表紙にマツの刺しゅう」 8回掲載します。ぜひ紙面でお読みください📰

金久保章子の知里森舎の森日記🐦‍⬛9月6日
2023/09/07
業者さんによる森の整備が終了してから、 久しぶりに足を運んでみる。森の中に入ると小さな野鳥たちが飛び交うのですが 名前も分からず…写真に収めることも 出来ず、、残念。。 ただいつものカエルは、 今日も「よっ!久しぶりじゃん!」と 言わんばかりに足下をぴょんぴょん跳ねて 出迎えてくれた。 森には、新しい陽が差し込み…もしかしたら 来春新しい植物🌱たちに  出会えるかもしれない‼️ と、ひたすら勉強中📖の私は、 ワクワクしてます^ ^

100年経ても輝く「アイヌ神謡集」 毎日新聞2023/8/27

ロッサーナさん投稿
2023/08/30
【ロッサーナ・カルネ】 今日、銀の雫記念館より補訂新版アイヌ神謡集を受け取りました。美しいアイヌの紋様が表紙に感激しました。知里幸恵さんの紡いだ詩がまた100年連綿と続いていくのだろうと想いを馳せております。 🤍❤️🤍

深谷卓生さん投稿
2023/08/25
登別にある『知里幸恵 銀のしずく記念館』の敷地にある森『幸恵森舎』でキコリワークス さんが特殊伐採をするという事で、押しかけでボランティア参加&見学をさせていただいてきました ここで伐った材の一部はオホーツク圏のアイヌ民族の楽器であるトンコリの材料になるんだそうです ムックリもみんながみんな奏でていた楽器ではないんだとか 『コンテンツ』としての『アイヌ民族』の『イメージ』と実際の生活は違っていたという話をココでも様似でも教わりました 知里幸恵さんは文字を持たず口承で色んな事を伝えて来たアイヌ民族の物語りをはじめて文字に起こした方で、その使命に目覚めたのが15歳、やっと本が出版出来そうとなった19歳の時に心臓麻痺で亡くなられたというそういう使命を持ってこの世に生まれて来たのではないか?というような方なのだそうです 家族に宛てたお手紙を見るとひょうきんな一面もあり、金田一京助先生に送った最初の物語の原文と翻訳ではとても細かい字でびっしり書かれていたそうで、左のページに原文、右のページの半分くらいに翻訳、余った所にはっ注釈を書くと良いですと指導されるほどの几帳面さとを持った  ➡つづく

8月19日(土) 知里幸恵講座⑤
2023/08/21
【金久保章子 筆】 今日のテーマは「馬」です✒️ と講師である理事長の一言から始まった講座。登別川の中流にある支流ペナウンサキぺナイに1904(明治37)年幸恵の祖父知里波ヱ登は、未開地付与願を申請します。ここが知里牧場。幸恵が生まれた次の年。 ここに至るまでには、高吉の父であるチリパハエプトと登別温泉の開祖の一人滝本金藏との出会いがあり、息子の高吉が金藏の元で奉公人をしながら教育を受ける機会を得ました。 金蔵は明治24(1891)年温泉までの道路を作り、馬で客を運びます。馬扱いや馬車の御者になったアイヌの人たちがいた。明治18(1885)年記録、登別で牝馬を多く所有していたアイヌの名前も多く和人と肩を並べていた。 登別にいた時の幸恵は、ペナウンサキぺナイを訪れては父が馬を世話する様子、広大な土地で馬が悠々と草をはんでいる姿や、時には馬に触れ合うことで、馬への愛情を育みいつしか心に残るふるさとの大切な場所になっていった。 大正11年7月4日の手紙「東京大学の銀杏並木のベンチに腰掛けてゐると、何だかペナウンサキぺナイかヲカチぺにいた時の事が思い出され」と書かれています。  ➡つづき

《11 October 2023》  Has Ainu culture disappeared? No, it is alive and strong.
2023/08/19
Chiri Yukie (1903-1922) published Ainu Shin’yōshū (Collected Ainu Mythological Tales) in 1923. It was the very first book published by an Ainu person in the Ainu language, and it remains the most widely read work of Ainu literature to this day. Professor Nakagawa, a renowned researcher into the Ainu language, has been recording Ainu literature across Hokkaido since 1976.

記念館で出会えた一冊 🍃 風の神とオキクルミ  文 萱野茂 絵 斎藤博之
2023/08/03
画像は英訳です。 📖ピカタカムイは神の国の風の女神。思いのままに空を飛び、風をおこす。いつものように刺繍に精を出していたが、ある日…ふと人間のコタンを見ると、大人達は忙しく働き、子ども達は楽しそうに駆けまわっている。その様子を見ていたら、いつものクセが出て悪さをしたくなり、海の波がひっくり返るほどの激しい風の舞を6日間もひたすら舞い続け、そして… 村は、全てが吹き飛ばされ何もなくなくってしまった…と思いきや…飛ばされず一軒だけ残っている家があった。その家こそが、神の国からアイヌの国へいった強い強い知恵のある若者オキクルミの家だった。 そのオキクルミが風の神ピカタカムイの所へ行き、「何故、あんなにアイヌの人たちを痛めつけ、苦しみを与えたのか」と今度はアイヌの舞で風を起こし、囲炉裏の火を舞い上がらせたり、冷たい風て雪や氷のつぶをたたきつけ戒めた。ピカタカムイは傷だらけになり力尽きて倒れ、そして…自分のしてしまったことを嘆き、涙を流して後悔しました。 それからは、オキクルミの住む沙流川の方へは決して強い風を送らず、緩やかな風、役に立つ風だけを送っているとピカタカムイは話してくれましたとさ。

幸恵6講❺ ペナウンサキペナイ   8月19日(土)13:30~15:00
2023/08/03
【まだ募集中です】 知里牧場の測量図面が記念館2階に掲げてある。1904(明治37)年に幸恵の祖父知里波ヱ登(ハェプト)が請願し認可された。息子兄弟が馬を育て商った。そこが「字ペナウンサキペナイ」、東京の三四郎池の畔で書いた両親宛ての手紙に憧憬して書いている。 1896(明治29)年の地形図にその辺りには、サッピナイ、ルクシナイ、ポンナイ、シピナイ、クスリサンペツと見える。がないのであるその名は。 2022年の知里幸恵フォーラムの翌日に、数人で「知里のふるさと」を散策した。ガイドされた若木日出男が「昔、シカやクマが歩いていた道をアイヌが歩いて、その跡をちゃっかりシャモが歩いている」との知里真志保の曰くを教えてくれました。 講座はその散策の動画で今の様子を紹介し始めます。夏の一か月、あるいは春の一か月、帰省した幸恵さんが弟妹たちと過ごした後を訪ねます。

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