知里森舎の森日記🦉2024.11.5
2024/11/09
最高気温10度の 記念館休館日の火曜日 冬仕様の装いで作業に励む✊ いよいよ今年の森部活動も来月一回を 残すのみとなり、そこで来年の活動に 繋がるフェンス内(防塵網内)で育っている 幼木の確認。 シナノキ、エゾニワトコ、クリ、ミズキ、 キハダ、キタコブシなど… 小さなたくましいこれからの命に感動✨ 間もなく雪が降り積もり…来年の春まで じっと耐える幼木を見落とさないように ピンクのテープで目印を付ける。 来春、森🌳の何十年先を見据えて 最適の場所へ移植することも  考えながら!! 森を囲い守り続けている笹を どのように刈りながら残していくか、 森の設計図をその都度メンバーで 確認しながらイメージして、 散策路も微調整🪵 アイヌの人たちがかつて利用した多くの 植物を残しているこの貴重な 知里森舎の森🌳 〜ささやかだけど この一歩ずつの活動が この森の未来に 繋がることを願いながら 11月の作業を終えました〜🙋🏻‍♀️

加藤登紀子さんより「土に命の花咲かそ

苫小牧民報 「新収蔵資料を公開」12月20日まで
2024/11/02
銀のしずく記念館の《2024新収蔵資料公開展》を10月19日に報道いただきました。前日にインタビューを受け、この時点で『アイヌ神謡集』韓国語訳に加え、馬長城氏の簡体字訳を11月末に展示することを書いていただきました。11月1日に「アイヌ語表記の陶板」を借用し展示しています。ご機会がありましたら、しっかりまかなって(^^♪おいでください。

「アイヌ語表記の陶板」登別市図書館蔵を追加展示
2024/11/01
Shirokanipe ranran pishkan / Konkanipe ranran pishkan / と刻まれた1924年3月出展の徳川義親の線刻になる「銀の滴」のイタ(盆)〔八雲町木彫熊資料館蔵〕の写真展示とあわせて、11月1日より登別図書館が所蔵する「アイヌ語標記の陶板」を展示しました。20年前に図書館の展示コーナーに紹介されていました。現在は書庫に置かれていたものを許可を得て展示します。知里幸惠の『アイヌ神謡集』の知られたサキヘ。弟真志保が「降れ降れ」と姉幸惠の「降る降る」に異を唱えたことでも知られます。

海と台地のアフンルパㇽをFW 2024年10月29日
2024/10/30
「のぼりべつアイヌ文化紀行」mapを手に、担当者研修FWをしました。10月29日午後は小春日和で爽快感を感じました。アヨロの海に開いた「あの世の入口」ではカモメに見守られ昆布を拾い、外洋に沿ったレプンクㇽトマリに望みました。リフルカの台地に開いた「あの世の入口」でも太平洋を眺めました。あいにく駒ヶ岳が曇って姿を見せませんでしたが、松浦武四郎が薩埵(さった)峠に例えた心地をともにしました。そして、せっかくですので足を延ばし、幸惠の墓とマツの碑に手を合わせる。ここではオス鹿さんに会いましたね。

オオウバユリ咲いた 室蘭民報「幸恵の言葉」

知里森舎の森日記
2024/10/12
金久保章子 知里森舎の森日記🐸 2024 10 11金曜日 今日は、ゆっくり森を散策🍁 そしたら、トゥレプ[おおうばゆり]のタネが パラパラクルクル 落ち始めていました🙋🏻‍♀️ そしたら〜 ほっこり写真が撮れました🤳 でも…カエル🐸の苦手な方は、 お控え下さい🙇‍♀️

夏の末(サㇰケㇱ)を愉しく記念館で過ごす82人
2024/09/27
9月26日(木)は開館を待っていらした方、登別市民ツアーの45名、秋田の大学生一行20名、車椅子での鉄旅人と閉館まで来館者は82人を数えました。新ひだか町や白老町など道内、西方面では沖縄県福岡県山口県淡路島兵庫県東京都千葉県等々。スタッフは幸惠さんの事績や「アイヌ宣言」「ペン一本で新事業を起こす」などを紹介。エント茶をふるまい、大窓からの森の様子、とくにトゥレㇷ゚(おおうばゆり)のことなどを説明しました。     ※サㇰケㇱは(続く)に書きます

登別小学校4年生、ふるさと学習で見学来たよ
2024/09/21
9月20日金曜日🏫 登別小学校の4年生17名のみなさんが「ふるさと学習」で記念館に足を運んでくれました。限られた時間内で森と館内で学習📖。森ではカツラ、イチイ、クリ、オヒョウを見てもらいながらその木の特性を活かして、かつてアイヌの人たちが生活(衣食住)の中でどのように利用 して大切(感謝)にしてきたのか… そして樹木🌲のアイヌ語名を樹名板を見ながら書いてもらいアイヌ文化に触れました。カツラの枯れた葉っぱの匂いを嗅ぎ、キャラメルのような甘い香りの発見に驚いたり、イガから抜け落ちたクリを幾つも拾いポケットに入れて持ち帰る可愛い姿。 後半は館内へ📘 登別で生まれた幸恵さんの、ふるさと登別への想いが分かる手紙から、 登別の美しい春を想い浮かべる様子や、弟たちが通っている景色のいい小学校への憧れ、通うことが叶わなかった寂しさにも触れた。同化政策によって日本語の読み書きを練習した当時の幸恵さんの習字の展示も見てもらう。幼い頃から色々な運命の中それでも懸命に生きた幼少期の幸恵さんの写真を見て、10歳の子供たちの目にはどう映り、何を感じたのか……  (つづく)

石井佐登子 生誕月MOMコンサート

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